コレクシアでは、エビデンスベーストマーケティングで事業成長を支援するチームメンバーを募集しています!
【 Top Message 】
村山 幹朗
株式会社コレクシア 代表取締役
2011年に株式会社コレクシアを創業。マーケティングリサーチを用い、顧客データに基づいたブランドの戦略策定・施策立案の支援を行う。現在までに5000件を超えるカスタマージャーニーを作成し、ブランドの成長を実現する顧客体験の設計を手掛けている。著書に『顧客体験マーケティング』(インプレス)。
芹澤 連
コンサルティング事業部 執行役員
マーケティングサイエンティスト。数学/統計学などの理系アプローチと、心理学/文化人類学などの文系アプローチに幅広く精通。著書に『顧客体験マーケティング』(インプレス)、『“未”顧客理解:なぜ「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?』『戦略ごっこ―マーケティング以前の問題 エビデンス思考で見極める「事業成長の分岐点」』(日経BP)。
虚業からの脱却~「マーケティングごっこ」は終わりにしませんか?
みなさんは「マーケティング」ができますか?
今の仕事が事業成長にどう貢献しているのか、説明できますか?
本採用ページをご覧いただいている方は、大なり小なりマーケティングに興味のある方だと思います。しかし現実は「マーケティングごっこ」だらけです。つまり、良かれと思ってやっているマーケティングこそが、実は事業の成長を妨げ、時にはビジネスを衰退させる原因になっているわけです。
なぜそうなるのでしょうか。科学的な根拠のある「エビデンスベース」ではなく、昔から信じられている「おとぎ話ベース」や、有名企業の「成功事例ベース」で戦略や施策が決まり、自社では効果がない、むしろマイナスになるようなことを自信満々にやっているからです。
そのような環境でマーケティングの仕事をしていると、
・本当にこのアプローチでいいのか、自分も周りもよく分かっていない
・とはいえ「これをやればいいんです!」と自信を持って言えるわけでもない
・だから言われたことを黙々とやっているけど…マーケティングって何なんだろう
といったケースがかなり出てくると思います。最初はマーケティングという仕事に面白さを感じていても、そういう事が続くと、「仕事なんて食うためにやってるんだから、まあいっか」とモヤモヤしたまま働くのが当たり前になっていきます。
もし、このようなモヤモヤを抱えたままマーケティングの仕事をしているなら、弊社に来ませんか? 我々はこの負のループを断ち切りたいと思っています。
この問題が根深いのは、そうした流れを修正する動機が企業組織には自然発生しないという点にあります。上司やクライアントがそう言っている。有名企業の成功事例がある。それだけで「事足りてしまう」のが普通の企業です。
存在しない因果関係を基に戦略が決まり、成長に先行しない指標をKPIと思い込み、原因と結果を取り違えた施策に予算がつぎ込まれ、結果として事業が衰退していきます。これでは「マーケティングごっこ」に他なりません。そのような「虚業」のマーケティングは、そろそろ終わりにしませんか。
弊社はファクトやエビデンスを重視するマーケティングエージェンシーです。『戦略ごっこ』『“未”顧客理解』の著者である芹澤 連を筆頭に、定性的な顧客理解からマーケティングサイエンスまで専門領域を持つプロがチームを組み、クライアントのさまざまなビジネス課題を解決しています(詳しくはモデルケースをご覧ください)。
現在、案件増加に伴い、弊社のエビデンスベーストマーケティング部門を強化しています
(営業、コンサルタント、リサーチャー、広報)。
営業やコンサルタントの方、「事業を成長させるにはこうしたらいいんです、こういう根拠があるんです」と自信を持って言いたくないですか。
リサーチャーやデータサイエンティストの方、自分の分析やレポートが事業成長の役に立っていることを実感できていますか。データ生産工場のような働き方になっていないでしょうか。
広報経験者の方にはお願いがあります。エビデンスベーストマーケティングを広め、日本のマーケティングを正しい姿に導くために力を貸して下さい。
私たちと一緒に「マーケティングごっこ」をやっつけていきましょう!
令和6年3月吉日
代表取締役 村山 幹朗
戦略コンサルティング部門執行役員 芹澤 連
【 募集要項 】
職種 |
※いずれの職種も『戦略ごっこ』か『“未”顧客理解』を読了していることが応募条件です。 ●営業/コンサルタント ●シニアリサーチャー ●広報 ※詳細は面談により協議・決定します。 |
雇用形態 | 正社員 |
想定年収 | 500~800万程度 ※経験・実績に応じて検討します |
賞与 | 年2回支給あり |
休日 |
土日(完全週休二日制)、祝日、その他(夏季、年末年始) |
福利厚生 | ◇社会保険完備 ◇年間休日130日以上 ◇フレックスタイム制 ◇テレワーク(一部出社あり) ◇転勤なし ◇交通費支給 |
【 応募方法 】
上記ポジションにご興味をお持ちいただけましたら
・【エントリー/採用に関するお問い合わせ】をクリック。
・お問い合わせフォームにて【採用について】をお選び、
・【お問い合わせ内容】にて希望の職種をご記載のうえ送信ください。
・後日担当者より書類選考または面談のご案内をさせていただきます。
【 社員インタビュー 】
Q:前職からの転職を考えた理由は何ですか?
前職ではすでに調査案件に落ちたものや、毎年実施している定点調査に関わることが比較的多く、リサーチャーとしての成長の機会が限られてるように感じていました。そこでよりスキルアップできる環境を求めて転職活動を始めました。
Q:コレクシアに入社してどう変わりましたか?
コレクシアでは、カスタマージャーニー調査をはじめとしたコレクシアならではの分析手法を武器に、調査案件に落ちる前の段階から、顧客のマーケティング課題に一緒に向き合い、併走できるチャンスに恵まれているので調査のやりがい、面白さをこれまで以上に感じられるようになりました。また、顧客課題に向き合う日々に加え、独自の調査・フレームワークを使うことでこれまで見えてこなかった消費者インサイトを見出す力もつけられるので、リサーチャーとして今まで以上に成長できていることを実感しています。
Q:前職からの転職を考えた理由は何ですか?
前職でリサーチ会社にいるときにコレクシアのセミナーをたまたま見かけて、今の自分のモヤモヤをこの会社で働くことにより解消できそうと感じたことがきっかけです。モヤモヤとは何かというと、クライアント側からの要望に沿ったデータをただ提供するだけで、マーケティングに関わっている実感がわかず、またこのデータが結局何に使われているのかなどがあまり見えず、作業しているだけだなとやりがいを感じられていなかったことでした。
Q:コレクシアに入社してどう変わりましたか?
コレクシアでは自社が得意とする調査が明確にあり、またそれは他の調査会社ではあまりやっていないことであるため、毎日が刺激的です。それがどんな調査か話すと長くなりますが、マーケターと同じ立場で物事を考えながら、よりよいブランド運営などにかかわっていくことが出来るのが、コレクシアで得られる貴重な経験だと思います。
【 エビデンスベーストマーケティング関連サービス 】
エビデンスベーストコンサルティング
<モデルプロジェクト>
①座学、ワークショップ:
弊社のコンサルティングはトレーニングと実践の両方を重視します。まずは手と頭を動かしながら『“未”顧客理解』や『戦略ごっこ』のエッセンスと事業成長の規則性を学びましょう。カテゴリーや事業の成長段階により、とるべき戦略や消費者理解の視点も変わってきます。従来のマーケティングの「当たり前」を、エビデンスと突き合わせてファクトチェックしてみましょう。
②マーケティング診断、ブランド監査:
これまでの取り組みと現在のマーケティング活動についてお聞かせください。「ゴールに対して適切な戦略・施策が設定されているか?」「良かれと思って長年続けている活動が、実は利益を損ねてしまっていないか?」といった視点から、クライアントのマーケティングを診断し、エビデンスに基づいたアドバイスを行います。
③リサーチ、データ分析:
エビデンスから得た学びは、ブランドを取り巻く市場環境やブランドが利用される生活文脈でテストしてみることが大切です。既存のヘビーユーザーの理解から非購買層(未顧客)の理解まで、クライアントのゴールに合わせたマーケティングリサーチを専門家が提案・実施し、アクショナブルなインサイトに落とし込みます。また適宜ワークショップを行い、データを実務につなげていく部分もご一緒します。
④壁打ち、セカンドオピニオン:
どれだけエビデンスベースで学びを得ても、データドリブンでインサイトを拾っても、実際にプロジェクトを進めていくと「こういう時はどうするんだっけ?」「こういう状況なんだけど、この考え方で大丈夫だろうか?」という場面がたくさん出てきます。弊社のコンサルティングプログラムでは、クライアント社の誰でも、どんなテーマでも、困った時に専門家と壁打ちできるセッションを定期的・継続的に提供します(クライアントのプロジェクト期間に合わせて3か月以上、月/1回~数回)。
エビデンスベーストマーケティングのトレーニング
座学と実践形式を組み合わせたトレーニングプログラムにより、クライアント企業・チームのマーケティングリテラシーを底上げします。「顧客理解/未顧客理解」「新商品開発」「広告コミュニケーション」「価格戦略プロモーション」「ブランド構築」「顧客体験」といったテーマにつき、それぞれ6回~12回のコースを用意しています。普段目にすることのない海外の実証研究や最新の再現研究などに触れて頂き、「根拠のあるマーケティング」を実践するための基礎知識を学びます。チームのリスキリングや社員研修に最適です。
「エビデンスベーストマーケティング」をさらに学ぶ
「戦略ごっこ ― マーケティング以前の問題」をより深く学ぶためのコンテンツを随時更新しています。
書籍に書ききれなかった研究やエビデンスの紹介や、より具体的に活用するためのテクニックに加え、活用事例なども随時更新していきます。最新の情報はLINE公式アカウントにて発信しています。
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【 『戦略ごっこ』とは 】
世の中には、マーケティングやブランディング系の話があふれています。
毎年のように新しいキーワードが登場し、ネットを検索すれば、「すご腕マーケターの成功事例」から「偉い先生が提唱する有名な理論」、はては「どこかのコンサルが考えた独自フレームワーク」まで山のように出てきます。
しかし、本当にそれで事業が成長するのでしょうか?
なぜ、みんな言っていることが違うのでしょうか?
STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI・・・・
本書では、このような「みんなそう言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究や論文を中心に徹底的に掘り下げています。その結果、事実ではない、一般的に有効とは言えない理論が数多く見つかりました。消費者理解から商品開発、プライシング、流通、広告コミュニケーションまで、戦略や戦術に関わるほぼ全ての面で「根本的な事実誤認」があるようです。
現実と理屈が合わないとき、間違っているのは理屈のほうです。現在ではリスキリングがはやっていますが、本来知り直すべきなのは「こうするとこうなる」「そうしたくても、そうはならない」という、市場と消費者行動に関する基本的なファクトです。そこを勘違いしたままでは、どんな素晴らしいアイデアも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。今こそ事実に基づいて、ビジネスやマーケティングの「当たり前」を見直しましょう。